Print

7月26日(木曜日)の「日本ネット経済新聞」を読んで。

トップページは、モバイル売上高調査でした。

ここ半年ほどどのマーケットニュースをみてもそうですが、
「スマフォ経由売上げ伸びる」という記事がほとんどです。

 

普通に考えて「ガラゲー」携帯から「スマフォ」に乗り換えているユーザーが多いので
当然ですよね。
「ガラゲー」携帯でネットショップをしていたユーザーは、「スマフォ」に
乗り換えることで「スマフォ」でネットショップを楽しむのです。

つまり、「スマフォ経由売上げ伸びる」というのは「あたりまえ」のことですよね。

また、今まで「ガラゲー」携帯では不便でネットで買い物をしていなかったユーザー層が、「スマフォ」にする事で
モバイルでのネット通販の利便性が向上し、利用率が増加したことも考えられますね。

 

そして、その金額をネット経済新聞でみて驚きました。

 

なんと、アマゾンのモバイル売上高は2011年度は900億円、ニッセンは212億円
千趣会(ベルメゾンネット)は160億円です。

 

参考までに、4位以下は、「ジャパネットたかた」「スタートトゥデイ(ZOZOTOWN)」
「セブンネットショッピング」「楽天(楽天ブックス)」「フェリシモ」と続きます。

 

また、スマフォでの売上げを伸ばしている店舗の戦略記事が掲載されてまいましたが
やや驚いたのが、「オフライン広告」から「スマフォの売上げを伸ばす」という事でした。

通常は、ネットのオンライン広告、リスティング広告、スマフォの特化したアドネットワーク
広告だとおもいきや、オフライン広告だったのです。

 

 

オフラインで広告をだして、そこにバーコードリーダーを掲載する。そのバーコードリーダー
をスマフォで読取らせ、購入へと結びつけるのです。

また、スマフォでのコンバージョン率(購入確立、制約率)は、商品写真にこだわり
説明も分かりやすくしたという点でした。納得ですね。。

 

 

次に気になる記事で「楽天」がレビューを消した!という記事が気になりました。
楽天に出展している店舗側が販売した商品に対するレビューは、「良く」も「悪く」もレビューとしてその商品を削除しない限りは永遠に残ります。

しかし、楽天が販売している「kobo touch(コボタッチ)は電子書籍端末」は
予約段階から人気をはくしていたが、なんと購入後のレビューに対しての評価が悪すぎたんか
都合のわるいレビューを消したという事です。

 

その評価はなんと、5段階中2.6!!なんとも残念な評価ですね。

楽天側の言い訳は「日本ネット経済新聞」を見て欲しいが、なんとも殿様的な考え方でした。

 
また、気になる記事としては、送料無料で99日間返品保障ありの「ロコンド(靴のネットショップ)」を運営するジェイドの戦略でした。なんと、気になるものは全部お試し購入が可能であり、いらないのは
返品OKと大々的にうたう戦略である。その結果、12年度の返品率は20%~25%であり、
この過剰なほど顧客サービスを意識するあまり、売上高は1億クラスなのに、
販売管理費(人件費など含む)が15億円とおもいっきりの赤字なのです。

それでも、リピータ数、会員数を増やし、この戦略を変えないスタンスは
応援したい気持ちもめばえました。将来的には成功してほしいですね。

 

その他

1、ネット広告で確実に売上げをアップする方法
簡単に説明しますと、ECサイトで商品を購入する際に表示させるレコメンド(オススメ商品)
を、購入最終確認画面で表示させる手法、LPに購入情報を入力できる一体型サイトの見直し
フォローメールに顧客ごとに最適化されたURLを掲載し、購入情報を省いた
購入率(制約率:コンバージョン率)アップなどの手法の記事でした。

 

2、スマフォサイトの高速化(高解像度の画像も高速に表示させる技術)
スマフォサイトの最適化でスマフォユーザーの囲い込みを急がねばならないが
スマフォは、画像が多く掲載されているページの表示には、どうしても
時間がかかる。スマフォサイトでも、商品画像は多数、商品説明デザインも画像を利用して
説明したほうが完成度の高いLPとなるが、どうしても画像読み込みに時間がかかります。
その欠点をクリアする事ができるという記事でした。
今週もいろいろ勉強になりました。
それではまた、来週(予定)お願い致します。

 

Leave a Reply

You must be logged in to post a comment.